【悲報】動画編集はAIに仕事を奪われるのか?

ChatGPTが出現して、AIが身近になってきましたね。

ChatGPTやBing Chat、Google Barをはじめとする文章生成ツール。

Midjourney、Stable Diffusion、Adobe Fireflyをはじめとする画像生成ツール。

ホント、日々進化し続けています

そして、AI化の波は当然「動画生成ツール」にも、、、。

そう思っている人も多いでしょう。

でも、気が付かないうちに、数多くのAIによる動画生成ツールが登場しています。

FlexClip、InVideo、D-ID、Synthesia、KaiBar、PICTORYなど。

アバターが喋ったり、テキストを動画にしたり

テンプレートからシーンに合わせた動画を選んで動画を生成していったり、、、

「こんなこともできるんだ!」と感動するくらい

様々なことができるようになっています。

そして、以前より動画編集者からも利用されているソフトにも

新たにAIを活用した機能が加わってきました。

動画編集ソフトであるFilmoraは最新のFilmora13はAI機能を搭載。

字幕で利用している人も多いVrewはタイトルを入力するだけで

動画が生成される機能が登場しました。

ソフトが変われば、仕事自体も変化するはず。

だから、動画編集の仕事もAIの登場によりどんどん変化していくことでしょう。

変化して効率化が図れるのは良いけれど、その反面、、、

不安を感じている人もいるかも知れません。

 

そこで、今回の記事では、今回はAI化の流れと動画編集への影響について、考えていきましょう。

 

動画編集とAI

AI化とひとことで言っても、いまひとつピンとこないですよね。

実際、ChatGPTをはじめとする文章生成AIが広まったときのインパクトに比べると

動画生成のAIはイマイチ話題にのぼってきていません。

動画生成ツールの名前を聞いても「そんなのあったんだ!!」というのが大半です。

でも、それぞれのツールを試してみると、これが結構スゴい!!!

無料で試せるものも多いので、ぜひ試してみてください。

 

AI化の影響その1:単純作業の自動化

動画編集の工程で、こうした作業にかなり時間を取られていましたよね。

地味な作業ですが、手を抜いてしまうと仕上がりに大きく影響するので手を抜けない。

こうした単純作業をAIが自動でやってくれるようになってきました。

これはかなり嬉しいことですよね。

 このようにAIは動画編集のさまざまな単純作業を自動化させてきています。

これにより、動画編集者の作業時間は大幅に短縮されるでしょう。

Premiere Proも音声のテキスト化やシーン編集の検出、自動カラー補正など

AIで編集を効率よくできるようになっています。

 

AI化の影響その2:動画生成ツールの進化

AIが動画編集でできることのもう1つは、動画の生成です。

AI動画生成ツールは数多くあり、それぞれに特徴が異なっています。

詳しくはそれぞれのツールを検索してみてください。

ここでは例をあげていきます。

 

Vrew

Vrewでは、動画のタイトルとナレーションを入力するだけで、動画を生成できます。難しい作業や設定が一切必要ありません。

テキストを入力するだけで一本の動画ができてしまうのです。

 

Flex Crip

Flex Crip は初心者でも直感的に動画編集ができるブラウザで使える動画編集ソフト。

テンプレートが充実しているので、文字や写真を入れ替えるだけでプロが制作したような動画に仕上がります。

 

invideo

invideoは、オンラインで動画を作成できるツールです。

テキストや画像を入力するだけで、AIが自動的に動画を生成。

豊富なテンプレートや素材、効果などを使って、簡単にハイクオリティの動画を作ることができます。

教育やマーケティング、エンターテイメントなどの分野で活用できそうです。

 

Canva

Canvaは御存知の通り、デザインやサムネイルなど様々な場面で活用できるツールですが

AIでトーキングヘッドビデオを生成できる機能があります。

トーキングヘッドビデオとは、人間の顔や声を合成して、テキストを話す動画のこと。

Canvaでは、テキストや画像を入力することで

AIがトーキングヘッドビデオを作ってくれます。

プレゼンテーションやソーシャルメディア、ブログなどで

情報や感情を伝える効果的な手段となるでしょう。

このように、AIの進化により、動画を自動的に生成することができます

動画編集に必要な労働力が大幅に削減される可能性があります。

 

動画編集者への影響

 AIができない仕事が求められる

どんどんAIが進化してくると「仕事を奪われてしまうのでは…」と気になってきますよね!

既に8年前から「AIで49%の仕事がなくなる」と言われていました。

それが、ここ1年の急激なAIの進化で、リアルに不安を感じてしまう気持ちもわかります。

テキストや音声を入力することで、動画を生成できるサービスも登場してきました。

このような、初心者でも簡単に動画を作成できるようになるサービスは

動画編集の敷居を下げることにつながります。

 では、実際AIが動画編集者の仕事にどのような影響を与えていくのか考えていきましょう。

たしかに、単純作業の自動化により、今まで動画編集者が行っていた作業を

AIが行っていくことになります。

でも、これは動画編集者の仕事がなくなるという意味ではありません

AIができない仕事も残るため、動画編集者の仕事はなくなるのではなく

より高度なスキルが求められるようになると考えられます。

 

クリエイティブな仕事ができる人が重宝される

AIが進化しても、人間である動画編集者が行う仕事。

その一つにクリエイティブな作業があります。

クリエイティブな作業とは、アイデアを創造し、それを形にする作業です。

動画制作ツールが進化したとは言っても、そうした人の心を掴む動画制作をAIに求めるのは困難。AIは以下のことが苦手なんです。

 

人の感情を動かすことは、動画を制作する目的の大きな部分になります。

広告宣伝の動画であれば販売につなげたり、ドラマやエンタメ要素がある動画であれば

視聴者数を増やしたり、感情を動かすことができれば、それが動画自体の大きな成果に繋がります。

でも、AIは人の感情を理解し、感情を動かすことが苦手。

喜び、悲しみ、緊張感といった感情の細かいニュアンスを上手く表現するのは、人間の編集者にしかできない芸術なんです。

 

単純に映像をつなげただけの動画はつまらない仕上がりになってしまいます。

人の気持ちをつかむためには、一つの物語を作ることが大切ですよね。

この物語を上手く作り上げるためには、人間のクリエイティブな思考が必要なんです。

AIはデータに基づいて処理をします。

でも、物語の深い意味を理解したり、視聴者の感情に訴えかけたりするような編集は、まだまだ人間の方が上手です。

 

AIはある程度決まったパターンに従って動作するので

ユニークなアイデアや、個性的な編集スタイルを出すのは苦手です。

でも、動画制作では、その「個性」が大事なんですよね。

独自の視点やスタイルが、動画を際立たせる要素になります。

もちろん、ChatGPTなど文章作成のAIのように

AIがアイデアを出すヒントをくれることはできます。

ただ、それは「AIに任せっきり」じゃなくて、人がAIを上手く使いこなしているからです。

 AIの進化が、動画編集者のスキルを補完し、さらには引き立てることで

もっと多様でクリエイティブな動画が生まれることでしょう。

 

クライアントの信頼を得られるかが重要

動画編集者がクライアントに対して、事務的で通り一遍等の対応をしていたとしたら

AIと全然変わらないですよね!

これから先は、AIが進化していくからこそ、クライアントとのコミュニケーションをきめ細かくとる。

AIにはできない、人間ならではの対応が求められていきます

たとえば、クライアントが困っているときに、融通をきかせるなどの柔軟な対応は

人間だからこそできることです。

急な変更やイレギュラー、トラブルなどに真剣に対応することで

クライアントからの信頼を獲得できます。

こうした信頼の積み重ねで、AIが進化しても継続して案件をこなすことができるでしょう。

クライアントの要望を的確に理解し、実現するための提案を行うなど

クライアント目線に立った関係性が求められます

 

AIで広がる未来

作業効率の向上

動画の切り抜きや字幕の挿入などの単純作業をAIに任せることで

動画編集者の作業時間を大幅に短縮できます。

今まで単純作業に充てていた時間を、よりクリエイティブな作業に使うことで

完成する動画の質が向上することでしょう。

また、クライアントとのコミュニケーションに充てる時間も確保できるため

信頼される動画編集者として、案件が獲得しやすくなります

 

プロの編集者のニーズはなくならない!

動画の敷居が下がり、誰でも簡単に動画を作成できるようになれば

もっと動画の存在が身近になっていきます。

高い効果を求めて、今まで文章で制作していたものを動画で制作する人も増えていきます。

でも、現在のところ、動画編集をやったことがない人がAIツールを使っても、プロのテクニックと比べると見劣りするのは明らかです。

動画の仕上がりに質を求めない場合は別ですが

効果の高い動画を求めてプロに依頼する人はAIが進化しても一定数いることでしょう。

 

新たな表現力を創出

AIは、時に人間の想像力や創造力を超えるような新たなジャンルの制作物を創り出します。

動画編集者やクリエイターは、AIによる動画編集をインスピレーションや参考にすることで

新たな表現力を創出することでしょう。

 

動画編集者のAIとの向き合い方

AIの進化により、動画編集の世界も大きく変化しています。

単純作業はAIにやってもらえる

だから単純作業しかできない編集者は、仕事を失う危険性があります

でも、AIができる仕事をAIに任せて、AIにできない仕事をこなしていける編集者

これから先もプロとして十分に稼ぐことができるでしょう。

 AIと共存して、時代の変化に立ち向かっていくためのポイントを、以下にまとめてみました。

 

新しいスキルの習得

AIが単純作業を自動化する一方で、クリエイティブな作業など、AIには難しいとされる仕事が求められます

動画編集者としてこれらのスキルを磨くことで、AIに代わって提供できる価値を高めていきましょう。

 

クライアントとの信頼関係の構築

クライアントとの信頼関係は、AIでは代替できない要素です。

柔軟な対応やコミュニケーション能力を高め、クライアントにとって不可欠なパートナーとなることで

仕事の安定性を維持していきましょう。

 

AIを活用したクリエイティブ

AIはクリエイティブなプロセスにも活用できます。

AIが提供するアイデアや素材を取り入れ、新たな表現力を創出することができます。

AIをツールとして使いこなすことで、より魅力的な動画を制作できるでしょう。

 

教育と成長

AI技術は日々進化しています。動画編集者は常に最新のトレンドや技術に対応するために

継続的な学習と成長を大切にしましょう。

新しいツールや手法を積極的に取り入れることで、競争力を保つことができます。

最終的に、AIとの協力によって、動画編集のクオリティが向上し

新たな可能性が広がるでしょう。

AIと仲良くなって、AIの良い面を活用し、人間のクリエイティビティと組み合わせることで、未来の動画編集の世界を切り拓いていくことができるはずです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

AIの台頭により、動画編集の世界は大きな変革を迎えています。

この変化を動画編集者は脅威と捉えるのではなく、チャンスとして捉え

AIと共存して仕事をこなしていけるスキルを身につけていくことが大切です。

AIを使った様々な動画編集ツールがありますが、動画編集を仕事にしたいのであれば

まずはPremiere Proなどで動画編集を基礎からしっかりと学んで身につけることは必須となります。

動画編集を基礎からしっかりと学んでいきたい人には、TecFoundサロンがオススメです

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分からないことがあった時に、すぐに質問できたり、横の繋がりが沢山作れるので挫折しづらくなります。

多くの駆け出し動画編集者が挫折してしまうのは、環境選びをミスってしまっているからです。

Premiere Proの操作が分からずに一人で悩み続けたり、孤独でやる気が上がらなかったりして気づけばPCに体が向かなくなり、動画編集を辞めてしまいます。

TecFoundサロンでは、挫折を防ぐための環境があり、学生の方や主婦の方、本業が忙しい副業の方など沢山の方がTecFoundサロンを通して成果を出しています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらのブログでは、動画編集を軸に最短で結果を出すための情報を出し惜しみせずに公開しているので他の記事もぜひ読んでみてください。